Then,where should I go?
で、私は何処に行けばいい?
で、来たのはいいけど…この面子はちょっと、怖いぞ。
私と、その横に元親さん。右斜め前には島津さんと毛利さん…まではいい。
私の目の前には、伊達政宗・武田信玄・上杉謙信・徳川家康。
伊達氏の後ろには片倉小十郎。お館さまの後ろには真田幸村・猿飛佐助。
上杉の後ろにはかすが。徳川の後ろには本田忠勝。
「そんなに緊張すんなって。誰もとって喰いやしねぇよ」
ハッハッハ!と元親さんは笑い飛ばすが…これでビビんないほうがおかしいだろう。
BASARAキャラほぼ勢ぞろいですよ。
「…っそれで、軍議の結果はどうなったんでしょうか」
怖いけど、相手の目を見るように努める。
そこからは右や左や奥やら色々な方面から話された。
まぁ要約すると、
元親さんは国を建てなおしてから、連合軍に参加。
毛利・島津もまずは国を建てなおす。連合軍参加は未定。
国を建て直す間、連合軍は攻め入らない。
ザビー教のいた北九州は島津さんが統治。
連合軍は一度国に帰り、もうしばらく時間を置いてから豊臣軍を攻める。らしい。
「それで、後はアンタはどうすんのかってこった」
「住む場所とか、もろもろの事ですか」
「That's right.」(そういうことだ)
伊達氏が聞いてきてる事が一番重要だ。そうだよなぁ、私、これからどうしよう。
「あの、考える時間を、くれませんか?全然考えてなくって…何て言っていいやら」
ごめんなさい、と頭を下げる。
「かおをあげなさい、どの。あやまることはありません」
「うむ。じっくり考えるが良い」
と、これは上杉氏とお館さま。お優しい言葉だ。
横から徳川氏も温かい言葉をくれる。
「なに、焦る事はないぞ。ワシらが撤退するのは三日後だからな!」
「っ…ありがとうございます」
深々とお辞儀をして、解散となった。
戻る 次へ